トップページ > Buzzurlができるまで
Buzzurlができるまで
「技術力で勝負ができる会社にしたい!開発でのライバル会社はGoogleと言えるような。」
2005年6月。ちょうどサイボウズラボができた頃ECナビはそんな構想を描いていた。
この年の7月ごろにこのプロジェクトのキーマンとなる男がやってくる。
須藤洋一。現在のECナビラボ、Buzzurl(バザール)のプロダクトマネージャーである。
須藤を軸にすぐにラボは動き出した。
ECナビの中でも高いアンテナを持った技術者が集まり、勉強会や技術発表を繰り返していた。
メンバーの技術力がアップしていくなかで、ラボから新しいサービスを作るべく運命の合宿が始まる。
「何を作ろうか…」
「今までのやり方、できるできないを取っ払ってゼロベースから考えよう」
その中で何をやりたいか… ラボ合宿の長い夜は始まった。

「ソーシャルブックマークをやりたい」
須藤が自身を持って切り出した。須藤は自分の思いをメンバーにぶつけた。
プレゼン資料は頭の中。
もちろんはじめは理解されるはずもない。
「ECナビでそんなことやって受け入れられるのだろうか?」
「ECナビのユーザー層に合うのかな・・・」
当時、ソーシャルブックマークといえば『del.icio.us』『digg』『はてなブックマーク』
くらいで、みんなが否定的であるのも無理はなかった。


ソーシャルブックマークとは簡単に言うと、あるサイトに集まった人々がお気に入りのサイトを提示し合い、ランキング風にして公開するシステム。どんな人たちが集まるかで、結果が全然違ってくる。
ECナビの消費者に役立つ情報サイトなどが上位に来て、買い物客に新しい価値を提供できるのではないだろうか。須藤はそこから何かが生まれそうな予感がしていた。
議論は朝まで続く。
メンバーは次第に須藤の希望あふれるプレゼンに賛同していった。
「よし!やろう!」
2005年11月7日。ECナビ人気ニュースは誕生した。
このサービスはもちろん須藤ひとりで作った訳ではない。
しかしエンジニアが自由に発想できる環境だからこそ生まれたサービスなのである。
人気ニュースリリース後もECナビラボではミーティング、合宿を重ねていった。
『ブログ投稿機能』、『パーソナライズドメール機能』、『カレンダー機能』など新機能を次々と開発。
同時に他のニュースサイトへブックマークアイコンを取付ける提携も進めていった。
先行していた「はてなブックマーク」と並べて「ECナビ人気ニュース」のアイコンがニュースサイトに取り付けられていった。
この頃からニュースの内容によってブックマークされる数に変化が現れてきたのである。
須藤の読みは当たっていた。
ビジネス色が強いニュースに関しては人気ニュースのブックマーク数がはてなのブックマーク数より多くブックマークされているのだ。
他のソーシャルブックマークとはユーザー層が異なるソーシャルブックマークが形成されてきたのである。

しかしまだ規模も認知度も低い。まだまだ使いにくい。他社との差別化も弱い。まだ改善しなければならない箇所は山ほどある。
ここで人気ニュースは 『ビジネスユーザーに利用してもらうためにはどうすればいいのか』といった戦略へ進みはじめる。
数々の問題点を洗い出し、理想のサービスを構想していった。ニュースだけではなく、多様多種の情報が集まるようなサイトにしていきたい。
情報をチェックするには一覧性をもっと上げなければ。課題は出てくるが、ECナビ人気ニュースのデザインでは限界がある。
「この際リニューアルをしてもう一度世間にソーシャルブックマークを広めなおそう」
そんな思いからサイトのリニューアル構想が浮かびだしてきた。ちょうどラボが発足して1年が経つ頃。リニューアルに向けて全てが動き出した。

「ビジネスパーソンに便利なサイト」「一覧性向上」「話題の情報が集まる」
そんなキーワードを元に新サイトの名前を考えているとある造語がひらめいた。
「Buzz(話題)+URLでBuzzurlってどう?バザール!」
話題のURL(WEBサイト、ニュース記事、動画)を持ち寄って集まるようなWEB上のバザールになってほしい。そんな気持ちが込められている。
開発中CGMの特性を活かし、事前にデザインを公開しそのぺージをブックマークさせユーザーに意見を聞くという試みも行った。
ユーザー主役のサイトである以上、開発段階からユーザーが参加するというのはCGMとして当然のこと。
こうして新たなCGMとして、新たなソーシャルブックマークサービスとして。
2007年1月10日。ついにBuzzurlはオープンした。
![Buzzurl [バザール]](http://buzzurl.jp.eimg.jp/static/image/common/logo_buzzurl.gif)

